「土と水」の中央開発が企画・提案する 〜旧法タンク基礎・地盤適合確認

 平成7年の阪神・淡路大震災において、震災時にライフラインが壊滅的な打撃を受けた際の代替水源として井戸の重要性が再認識され、平成7年6月に公布された「地震防災対策特別措置法(法第111号)」にその整備が位置づけられました。これを契機に多くの自治体では、既存井戸の災害時非常用水源への登録、防災井戸の新設といった対応が図られつつあります。弊社では災害時の、飲料水、トイレ用水の水源となる防災井戸の設置をはじめ、非常時の水源確保に関わる各種コンサルティングを行っています。


 ■災害時水源の確保

事前調査:自治体の公共施設のみならず民間の大規模集合住宅等においても、災害時の非常用水源として防災井戸の設置を行う例が増えています。当社では井戸新設に伴う法規制の確認、地盤データベース等を活用した滞水層の把握による掘進深度の想定とそれに伴う工事費の算出といった事前調査・計画のお手伝いを致します。

掘削・施工:井戸工事においては試掘を含めた掘削(さく井)、揚水試験、設備機器の設置〜試運転、水質試験に至る一連の設置工事を行います。弊社は地盤コンサルタントとしての長年の経験に基づき、一連の作業を高い精度で実施いたします。

防災訓練:設置された施設を災害時に円滑に利用するためには、日頃からの訓練が重要です。施設の運転や給水活動を含めた防災訓練の立案や実施、災害時の運用マニュアルの作成といったソフト面のフォローアップについても対応いたします。

イメージ図
防災井戸設置工の流れ(イメージ図)
防災井戸設置の事例(イメージ図)

 ■災害時の安心・安全な飲料水の供給に向けて

可搬式浄化設備等による水質浄化

災害時には時として河川水やプール等の防災用水、水質的に問題のある浅井戸等の水を生活用水/飲料水として使わざるをえない場面も生じます。こうした水を浄化するための各種浄化機器も取り扱っています。写真の可搬式浄化設備(逆浸透膜を利用した飲料水生成システム※)は、前述の防災井戸の浄化設備としても利用可能な本格的浄水設備です。

※飲料水生成システム(WELLUP)は(株)ハセックの製品です。

可搬式浄化設備(イメージ図)


■ 連絡窓口

 ■中央開発(株) 東京支社

 ■技 術 窓 口  プロジェクト本部 地盤環境事業部 担当:西村・若森
   〒169-8612 新宿区西早稲田3-13-5     Tel 03-3208-5251  Fax 03-3208-3572

 ■営 業 窓 口   東京支社 営業部 担当:西原・奥田
    〒169-8612 新宿区西早稲田3-13-5     Tel 03-3204-0551  Fax 03-3204-0475